5つのWGご紹介

2024年2月6日

現在立ち上がっているWGについて概要をご紹介します。会員の方で詳細を知りたい場合は、ディスコードにて投稿しておりますのでご確認ください。

名称:女性活躍推進のための柔軟な働き方支援サービスの創出ワーキング
概要:【課題】
 女性は、結婚/出産/子育てというライフステージの中で、やむを得ず短時間勤務や不定期や急な休みを必要とする場合がある。せっかく高等教育を受けた後、就職して会社でスキルを磨いても、こうした働き方の制限のため、特に地方においてはそのキャリアを諦めざるをえない(またはキャリアを積めない)現状が事実としてある。
 働きながら短時間勤務を続け、キャリアとそれに見合った報酬を受け取るロールモデルが地方にはとても少ない。その現実から、まだ働きやすい(と思われる)東京へ転出する女性も多い。※ただ、男女共同参画社会の進展により、女性がフルタイムで働く場合はこの限りではない。

【解決策(▶)・期待される効果(→)】
▶柔軟な働き方を可能とするツールの提供(勤怠管理のようなシステムはもちろん、考え方や規則等も)
▶柔軟な働き方を志向する会社へのコンサルサービス
→やりたいがどうやればいいか分からない会社の参画を増やす
▶柔軟な働き方を志向する会社と働きたい女性のマッチングサービス
→実際にキャリアをしっかり積んでいける女性を増やす
→会社は新しい働き手を得ることができる
※男性が家事や子育てに参加し、女性の就業時間をフルタイムに持っていくという解決策は検討しない
※一つは現実に即して早く解決にあたりたいためと女性が育児に時間を割きたいとした場合も可能なようにするため
※これが実現することで、男性も同様に働けるようになり、家事/育児をお互いにしながら柔軟に働き合う夫婦というケースも実現できる

名称:通学路デジタルマップ化および各種データ活用による安全対策の高度化ワーキング
概要:【課題】
 ・通学路の把握は各市町毎の紙でのアナログ管理。学校・教委双方の管理負担あり、集めた地図も効果的に活用できていない。
 ・通学路の危険箇所の把握は、学校主導により情報を集め教委に提出しているが、その手法は各学校に委ねられている。中にはいちルーティンの校務と化し、地域との情報連携を行わず前年同様として提出する実例もあった。
・「危険箇所」抽出は当事者の主観に依拠し、有益な情報ではあるが客観性に乏しい。いわゆる「声が大きい」地域からの要望を中心に対応する「要望ありき」の実態につながっている。
 ・校区と校区の境目周辺のチェックが見落とされがち。
 ・官民保有の各種交通データ利活用が分離的。

【解決策(▶)・期待される効果(→)】
▶通学路管理をデジタルマップ化
→学校・教委双方の管理負担軽減および年度にこだわらない柔軟な変更が可能。
→市町をまたいだ県としての管理・把握が可能。
→各種マッピングデータとの統合利用が可能。
→児童・保護者・地域へのデジタル配信による通学路および危険箇所の周知が可能。
▶各種行政保有データとの統合利活用による客観的な危険認知
→行政保有の各種交通データの利活用による危険予測
(データ例)・交通事故実績・交通量・除雪状況・人流 等々

名称:空家の発生を抑えるためのデータ活用とサービスの検討(仮称)
概要:【課題】
 ●空き家は20年間で約1.5倍(576万戸→849万戸)に増加、今後も増加予想
 ●空き家のデメリット
  1)近隣住民・地域に迷惑をかける:外壁材や屋根材の落下、家屋の倒壊など危険な状態
  2)罰則の適用がある:「特定空家等」に助言や指導→従わない場合は罰則
  3)税金の負担が増える: 「特定空家等」には「住宅用地」の特例措置が適用されない

【データを使った解決策(案)】
 1)電気会社から入手予定の空き家情報(市町所有、所有者の住所・氏名)を活用
 2)所有者へコンタクトし空き家を考えるきっかけを生み出す
 ※複数の県内市町と連携し、空き家問題の解決へ取組む

名称:県の電子申請の推進
概要:県の電子申請チャネルを一元化しつつ, 申請フロー全体の改善を目指す

名称:ボランティアマッチングサービスの検討(仮称)
概要:【課題】
・ボランティア団体の人出不足
・ボランティアしたい人は活動場所や内容を探さなければならない
・ボランティア情報の一元化ができていない。(市町単位、部署単位、社協単位等)
・大手サイト(ボランティアプラットフォーム、アクティボ等)もあるが、身近な地域コミュニティでの普及が必要
【方向性】一元的に団体紹介、DB化、ボランティア情報、マッチングができると利便性が高まるのではないかと期待


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