爽やかな秋の空気を感じる10月15日（日）、石川県地場産業振興センターで、共助のビジネスモデル検討協議会（IUDC）の設立総会と社会課題解決アイディアソンが開催されました。

■総会開催

設立総会時の会員数は団体・個人合わせて96会員、設立総会は約70名にご参加いただきました。

石川県西垣ＣＤＯによる開会の挨拶から始まり、本協議会の趣旨や活動方針の説明、理事の紹介がありました。

理事を代表し本協議会長を務める福島氏（一般社団法人 コード・フォー・カナザワ）から挨拶があり、データを活用した社会課題解決の必要性、本協議会への期待感が語られました。

■社会課題解決アイディアソンの開催

午後からは、データ連携基盤を活用した社会課題解決を語り合うアイディアソンを開催しました。会員と会員以外の方を合わせ、約80名の参加があり、データアナリストにも協力頂き、白熱した議論が繰り広げられました。
今回のアイディアソンは企業、団体、個人等、多様なステークホルダーがアイディアを持ち寄り、データを活用した社会課題の解決をビジネスモデルに繋げることを目的に開催するものです。
データ活用が比較的行いやすい「子育て」、「観光」、「都市」の３つテーマを参加者が選択肢、８グループでディスカッションを進めました。課題を深め合うとともに、データを活用したプロジェクト案まで、アイディアが形になっていきました。

最後に、各チームが話し合った内容を発表しました。

子育てチーム１（PJ：ステークホルダーマッチングApp、モラルデータ石川、声の上げられない若者支援、子育て参加App）
子育てチーム２（PJ：子ども真ん中居場所づくり）
観光チーム１（PJ：マーケティングデータ発信収集PF）
観光チーム２（PJ：ひゃくまん観光PF,石川、富山、福井で観光ビジネス今でしょ！）
観光チーム３（PJ：いしかわどっぷり観光関連情報提供サービス）
都市チーム１（PJ：空き家公開App）
都市チーム２（PJ：都市鉱山発掘、行動変容を促す防災情報発信）
都市チーム３（PJ：オープンデータでオープンマインド）

各チームでアイデアの広がり、深まりとともに新たな人との交流が生まれました。

今回のアイディアソンは始まりです。
上記プロジェクトをより深め、実現していくため、引き続き議論が行われています。
今回提案されたプロジェクト以外にもデータを活用した社会課題へのテーマも募集しています。

当日参加できなかった会員の皆様にはオンラインによる会議の場をご案内をさせて頂きましたので、ぜひご参加ください。
また、興味を持たれた方は随時会員募集を行っておりますので、ぜひ会員登録を宜しくお願い致します。

【共助のビジネスモデル　IUDCアイデアソン】
主催｜共助のビジネスモデル検討協議会
日時｜2023年10月15日（日）13:30～16:30
会場｜石川県地場産業振興センター